FP市役所

全国の市役所職員(町村職員を含む)に、誇りとマネーリテラシーを

FP試験の勉強を始めて起こった身体の変化

みなさん、こんにちは。FP市役所です。
お仕事、お疲れさまです。FP試験の勉強、はかどっていますか?
今回は「勉強を始めて起こった身体の変化」についてお話していきます。

 

 

数年前、FP3級を受験しようと思い勉強を始めた私ですが、座って勉強するなんて久しぶりです。市役所職員になるための採用試験の勉強以来じゃないでしょうか。数十年ぶりで、もはや自宅に勉強机もなく、ちょっとしたテーブルスペースにバランスボールを置いて勉強していました。
久しぶりの試験勉強を始め、しばらくすると体力的な挫折を迎えました。
座っていられないんです。

 

まずは腰に、そして背中に来た

私たち市役所職員は基本的には座って仕事をすることが多いはずなので、座って勉強すること自体にはそんなに抵抗ないんですが、参考書を読んだり、問題集を解いたりする時はやはり手書きになるので、机に向かって前かがみになります。
仕事でパソコンを打つ姿勢とちょっと違うんですね。

1時間も勉強したらもう腰が痛くなります。そのうち、背中も痛くなり、1日勉強するなんてもう到底無理です。最初はバランスボールのせいかと思って家の食卓にあったダイニング用の椅子に変えてみました。しかし状況は変わりません。
体が痛く、もぞもぞもぞもぞしてしまうんです。集中できません。

勉強しようと思っているのに、そもそも座っていられないなんて、なんと情けない。この調子ではいつまでたっても勉強が進まないと思っていました。
そこで、机や椅子を勉強する姿勢にぴったりあったものに変えることにしました。
それほど高いものではないですが、いわゆるオフィスチェアを一脚買って、机は家にあったダイニングテーブルを流用しました。

 

次いで、目に来た

テキストや問題集の文字を見ていると、年齢のせいか目がシバシバして霞んでしまいます。部屋の一角で勉強すると、やはり少し照度が足りないんだと思います。それから、自分の体の影や手の影が気になって気が散ってしまいます。部屋のあかりの方向も勉強には向いていませんでした。
そこで、照明を買いました。勉強用の照明として評価が高い山田照明のゼットライト、これは最高でした。デスク用の安い照明はたくさんありますが、ゼットライトは本当にいいものです。勉強中の光に関するストレスがゼロになります。
すっかり気に入って、子供の勉強机にも同じものを買って設置してあげました。

FP3級のためにこんなことまでとも思いましたが、結果的にはこの判断は正しかったと思います。勉強を始めた頃には想像もしていませんでしたが、最終的にはこの机で3年間、1,000時間以上の勉強をすることになるので・・・
お金で済むことはさっさと解決させてしまう、これが大人の勉強法です。

 

さらに次の災難へ

机を変えたら腰の痛みがなくなってきましたが、やはりどうしても肩こりだけは避けられません。仕事で一日中パソコンとにらめっこし、仕事から帰ってきてから今度は問題集とにらめっこ。これで肩がこらないわけがありません。
マッサージが好きではないので、ゆっくりお湯に浸かったり、磁気ネックレスをつけたり、寝る前にストレッチをしたり、こういったことでだましだまし勉強を続けてきました。

3級、2級と合格し、勉強を始めて半年が過ぎ、1級の勉強をしている頃だったと思います。肩こりが一段とひどいなと思っていたら、急に右肩の外側、腕の上のあたりに針が刺さるような痛みが発生してきました。背中方向のいわゆる肩こり的な方の部分ではなく、腕です。体の側面、横方向の肩が痛いという感じです。
外側が痛いので、夜寝るときも横向きで寝ると痛く、痛すぎて起きてしまいます。お風呂に入っても改善されず、腕の可動域も狭まっているような感じがします。真横に腕が上がらないんです。
病院に行って検査したところ、すぐに診断されました。いわゆる四十肩もしくは五十肩でした。そんな年なんだって痛感しました。痛みを持って感じる、まさに痛感ですね。

湿布をもらいましたが、それですぐに改善するものではなく、痛みながら生活していかなければなりません。仕事中、勉強中も寝る時もずっと肩が痛いです。
仕事中で一番影響が大きかったのが、車の運転です。バックで駐車場に入れようと思うとハンドルが回せないんです。腕を円形に回すような動きをすると、急に型に針がぶっさされるような痛みを感じます。怖くてハンドルが回せないです。
仕事の運転はほかの人に代わってもらいました。市役所って、いろんな部署で自動車の運転がつきものですよね。そんな話はまあ別の機会で。
結局三か月ぐらいずっと痛かったと思います。寝返りを打つと痛いので夜中起きてしまい寝不足になりました。抱き枕を使うと少し寝やすくなるんですが、寝返りをうつと痛いほうの肩が下になって起きてしまいます。枕の周りに布団と違う枕を固めて寝返りが打てないようにしていたのを思い出します。

 

そして寛解

しかし急に転機が訪れました。
ある日朝起きたら急に腕が痛くないんです。ずっと悩まされ続けてきた腕の痛みがスッと消え、ほとんどないんです。ちょっとした違和感だけが残り、もう特に気にならないぐらいになりました。何がきっかけ原因だったのか全くわかりませんが、時間が経てば自然と治るという感じだったのかもしれません。勉強中と睡眠中に肩が痛くなくなったのは、本当にうれしかったです。
その後は慎重にリハビリし、すぐにすっかり痛みも違和感も無くなりました。

 

まとめ

結果的に、それから1年以上、FP1級合格まで勉強を続けていましたが、四十肩五十肩が再発することは一度もありませんでした。
あれは痛かった、辛かったです。勉強も辛かったけど肩の痛みもつらいです。肩こりが「悩み」になる性質のものとすれば四十肩の痛みは「辛さ」になる性質のものです。
みなさんも健康には十分気を付けて勉強を続けてください。
休憩時間のストレッチはもちろんのこと、勉強机に座る前に軽く準備運動するぐらいが良いのかもしれませんね。

それではみなさん、身体が痛くなっても、仕事も勉強も頑張ってくださーい。